医療関連の研究において統計解析は重要です。
医療だけでもいろいろな統計解析の手法が使われており、こちらのWebサイトでもRでの統計解析手法について紹介してきました。
最近は、解析用のコードなどがあらかじめ準備されていて、データを入力するだけで、Web上でRの作業が完結できるようなシステムの開発もされています。
Emuyn様がご提供されているReactive statもその一つで、ご紹介いただきましたので、実際使ってみます!
Reactive stat webサイト https://www.emuyn.net/stats/index
Reactive statは、医療関連の統計で使用される多くの解析手法を準備されており、データを入力すると、その解析を行ってくれます。
コードも提示、作図も提示、とっても便利なシステムになっています。
AIとの連動機能など、新しい取り組みもされています。
・データの統計解析を手早く行って結果を知りたい。
・データ解析方法について検討したい。
など、解析に割く時間の短縮などには非常に魅力的なソフトになっています。
先日紹介しましたカイ二乗検定を、こちらのシステムでも行ってみたいと思います。
今回はPC画面で操作しましたが、スマートフォンでも操作可能とのことです💡
左にある、統計処理>名義変数の解析>分割表直接入力 をクリックすると、以下のページに進みます。
https://www.emuyn.net/stats/enter_and_analyze_two-way_table
”データ”に以下のように直接入力しました。
上記入力すると、下の”結果”にすぐにクロス集計表が示されます。
期待度数を表示、などのチェックで表をカスタマイズできます。
こちらでは、図はヒストグラムで表示されます。結果を説明する際の図を準備されるので、とても便利ですね。
カイ二乗検定の結果は、以下のように表示されるので、コードを一から組み立てる必要はありません。
Rのコードについても同時に表示してありますので、こちらの検定含め、各種統計手法のRのコードを学ぶことができます。
他にも、Reactive statさんでは、医療統計に関する検定手法がたくさん準備されていますので、ぜひ参考にされてみてください。
コメント