Pythonで「判断できる」プログラムを作ろう!条件分岐, if文(情報Ⅰプラス②)

Pythonでインフォマティクス

Pythonで「判断できる」プログラムを作ろう!!

判断できる、、

たとえば、「80点以上なら合格」「IDとパスワードが正しいならログインを許可」など、“もし~なら” という判断を、どうやってしているのでしょうか??

「ある条件のときに、特定の動きをする」というしくみは、
プログラムの中では 「条件分岐(じょうけんぶんき)」 と呼ばれています。

条件分岐は、Pythonではif文という構文を用いて行います。実際コードを書いてみましょう!




1. Pythonのif文とは?

プログラムに条件をつけることで、状況に応じた処理をできるようになります。
例えば、「80点以上なら合格、それ以外は不合格」といった判定を行います。

📌 Pythonの基本的なif文の書き方

if 条件①:
 処理1  #条件①が当てはまるときに実行される処理
elif 条件②:
 処理2  #条件②が当てはまるときに実行される処理
else:
 処理3  #条件①②に当てはまらないときに実行される処理

💡 ポイント
ifの後に条件①を書く(条件①が Trueならその処理が実行)
elif で条件②を指定可能(条件②がTrueならその処理が実行)
※条件が3つ以上ある場合は、elif で同様に追記します。
else でそれ以外の処理を指定

2. 条件判定に使う比較演算子と論理演算子

Pythonでは、if文の条件を作るために、比較演算子や論理演算子を使います。
📌 比較演算子

演算子 意味 例(x=10, y=5)
== 等しい x == 10 → True
!= 異なる x != y → True
> より大きい x > y → True
< より小さい y < x → True
>= 以上 x >= 10 → True
<= 以下 y <= 5 → True

📌 論理演算子

演算子 意味
and 両方TrueならTrue (x > 5 and y < 10) → True
or どちらかTrueならTrue (x > 10 or y < 10) → True
not 反転(True→False) not (x > 10) → True

では、実際にプログラムを書いてみます!

3. 実践プログラム①成績判定プログラム

80点以上なら「合格」、それ以外は「不合格」と表示するプログラムを作ってみましょう!

# ユーザーが点数を入力して、合格判定するプログラム
score = int(input("点数を入力してください.: "))

if score >= 80:
    print("合格です!")
else:
    print("不合格です")
点数を入力してください: 65 #ここに数値入力してEnter!
# 不合格です

💡ポイント
input()で点数を入力します!
入力が文字列として受け取られるため、int()で数値に変換します!(intがないとエラーに)
if score >= 80: の条件を満たすなら「合格」、満たさないなら「不合格」の判定システムが完成しました!

4. 実践プログラム②年齢による料金判定

子ども(12歳以下)は500円、大人(13歳以上)は1000円と判定するプログラム。

# ユーザーが年齢を入力して、料金を判定するプログラム
age = int(input("年齢を入力してください: "))
if age <= 12:
  print("料金は500円です。")
else:
  print("料金は1000円です。")
年齢を入力してください: 10 #ここに数値入力してEnter!
# 料金は500円です。

💡応用
if age <= 6: を追加して、「幼児は無料」も設定可能です!

age = int(input("年齢を入力してください: "))
if age <= 6:
  print("料金は無料です。")
elif age <= 12:
  print("料金は500円です。")
else:
  print("料金は1000円です。")
年齢を入力してください: 6 #ここに数値入力してEnter!
# 料金は無料です。
5. 実践プログラム③簡単なログインシステム

ユーザーが入力したID・パスワードを判定し、正しい場合のみログイン成功と表示。

# 正しいIDとパスワードを設定
correct_id = "user123" 
correct_password = "pass456" 
# ユーザーからIDとパスワードを入力
user_id = input ("IDを入力してください: ") 
user_password =input("パスワードを入力してください: ") 
# 入力内容をチェック
if user_id == correct_id and user_password == correct_password: 
  print("ログイン成功!") 
else: 
  print("ログイン失敗。IDまたはパスワードが違います。")
IDを入力してください: user123  #IDを入力してEnter!
パスワードを入力してください: pass456  #パスワードを入力してEnter!
# ログイン成功!

📌 ポイント
and を使い、IDとパスワードの両方が正しい場合に成功判定!
ユーザーに入力してもらって、判断させるので、実際のログインシステムのような動作になります!

6. まとめ

・ if 文を使えば、条件に応じた処理ができる!
・ 比較演算子や論理演算子を組み合わせて、複雑な条件もチェック可能!
・ 実践プログラムで「成績判定」「料金計算」「ログイン認証」などを作成!

自分だけのプログラムを作成してみてくださいね。

本記事では、Pythonで判断できるプログラムの作り方を学びました。
最後まで見ていただいてありがとうございました。

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